パソコンの周辺機器について
パソコン本体の事がわかったらここでパソコンの周辺機器についても少しご説明しましょう。
ノートパソコンの場合は特に周辺機器類は無くても使用するだけなら問題ありませんがデスクトップパソコンならば最低限必要な物はあります。
デスクトップパソコンで最低限必要な周辺機器はモニタ、キーボード、マウスの3種類その他に音を聴くためにはスピーカーやヘッドフォンが必要になります。
これらが本体と別売りになっている場合は別途用意する必要があります。
それではまずモニタから説明しましょう。
現在のパソコン用のモニタはほぼ液晶モニタになっているようです。
液晶モニタはLCDと表記されている場合もあります。
モニタを選ぶ時はまずは形大きさ、そして解像度が重要になります。
形はスクエア(4:3)か、ワイド(16:10)か、従来のモニタはスクエアでしたが近年はワイドのタイプが市場の大半を占めています。
ワイドのタイプでも従来のパソコン用は16:10でしたが最近ではワイドテレビと同じ16:9の形が増えてきています。
大きさではスクエアは15~20型、ワイドでは19~27型ぐらいが一般的です。
モニタの大きさの単位はインチ、液晶部分の対角線で測った大きさになります。
対角線で測るため、同じインチ数ではスクエアの方が面積は広くなります。
解像度というのは「どれだけ画面に情報を表示できるか」です。
たとえば解像度1600x1200ならば横に1600ドット、縦に1200ドット表示出来ることになります。
同じ大きさの液晶でも解像度が違う場合もありますので注意しましょう。
続いては本体との接続端子です。
これはスペックのところでも説明したアナログのミニD-sub15ピンという端子とデジタルDVIという端子が主です。
アナログとデジタルではデジタルで繋いだ方が画質は良くなります、パソコン側にデジタル出力がある場合は極力DVIで繋ぐようにしましょう。
最近ではこの他にHDMIというデジタル端子が搭載されている事もあります。
このHDMIは映像と音声を同時に接続できる端子でモニタにスピーカーが内蔵されている場合はケーブル一本繋ぐだけで絵と音を同時に入出力できます。
もっとも、このHDMI端子はパソコンより、ゲーム機やBlu-rayのプレイヤーとモニタを繋ぐ際に活用する事が多いでしょう。
注意が必要なのは接続端子の数だけケーブルが入っている訳では無いことです、低価格機ではアナログケーブルしか入っていないことも多々あります、付属品はしっかり確認しましょう。
他には明確にスペックに表記されていない場合がありますがパネルのタイプもあります。
TN、VA、IPSなどがありますが、これは何が違うかというと応答速度と視野角という性能に関わってきます。
応答速度はパソコンの信号が反映される速度、これはTNパネルが一番早くIPSパネルが一番遅くなります、高いレベルでゲームを遊ぶ際は重要ですが最近のモニタでは実際にはさほど遅くても影響はありません。
視野角は画面を角度を付けて覗き込んだ時にどれだけ見えるかです、これはIPSパネルが一番高くTNパネルでは一番低くなります、特にTNパネルは少し角度を付けて覗き込んだだけですぐに色が変わって見えます。
低価格機には視野角の狭いTNパネルが採用されています、パソコンデスクに設置して椅子に座って作業するような場合はあまり気になりませんが、座卓において寝転がったりしながら動画を見る場合などは致命的な弱点になります。
スペック表の視野角の数値だけでなく、しっかりと目で見て視野角を確かめましょう。
このパネルの関係でモニタには低価格機と高級機に大きな格差があります。
予算と相談しながら割り切るところはきっちり割り切る事が肝要です。
その他ではモニタの明るさを示す輝度、白と黒の明るさの比率を表すコントラスト比などがスペックにあります。
技術の進歩した最近は暗いと思うようなモニタはなく、輝度はほとんど気にしなくてもよく、コントラスト比はメーカー毎の独自基準によるのであまり参考になりません。
これらのスペックは表を眺めるより実際に使う自分の目でモニタを見て確かめるようにしましょう。
話をまとめるとモニタは予算と相談した上で形と大きさ、接続端子と付属品を確認したら後は自分の目で確かめるのが重要です。
次はキーボードです。
キーボードで重要なのは形と打ち心地です。
形は様々な物があり、使いやすさは人によりけりですが標準的なものは日本語109キーという配列の物です。
打ち心地はキーを押した時の感触でこれも人によりけりですが、身も蓋もない言い方をすれば高価な物ほど打ち心地が良くなります。
キーボードは数百円~数万円の物まで様々ですが、余程文字入力をしない場合を除いて最低価格の物は避けた方が無難です。
サンプルの展示などがあれば実際に打ってみるのが一番でしょう。
他には接続方式、有線か無線かというのも重要です。
接続方式では従来のPS/2という規格とUSBのタイプがあります。
キーボードの場合はPS/2で接続した方が性能を発揮できますが、最近ではPS/2端子を搭載しない本体もあるので事前に確認しておきましょう。
有線か無線かは文字通りケーブルが必要か不要かです、有線の場合のケーブルは大体1.8m程、パソコンデスクではケーブルを通す穴が開いていますが普通の事務机や古い学習机を使う際などは取り回しに問題無いか注意しましょう。
無線の場合は本体にUSBで受信機を取り付け電波でやりとりします、どれくらい離れて大丈夫かは製品によります、また、机の素材が金属の場合は電波が妨害されてうまく使えない事もあるので注意が必要です。
無線キーボードは低価格な物は電池式が多く、高価な物は充電式が多くなります。
キーボードと同じく入力機器にマウスがあります。
マウスはノートパソコンでもあると便利なのでノートパソコンを使う際も積極的に導入したい周辺機器です。
マウスにはボール式、光学式、レーザーがあります。
ボール式はメーカー製パソコンの低価格機の付属品として付いている場合がある程度で単品ではほとんど見かけません。
埃がたまりやすく掃除の手間もあり、細かい作業もし辛いため売っていたとしてもあえて選ぶメリットはありません。
光学式が現在の標準です、赤い光を反射させて読み取る方式です。
低価格な物だと机が白い面やツルツルした素材だとちゃんと読み取れない場合もあり、そういう時はマウスパッドを使う用にしましょう。
レーザーは光学式が発展したモデルです。
光学式よりも反応がよく細かい作業も得意とします、白い面なども問題ない場合が多いのでノートパソコンと持ち歩く際などは心強い方式です。
接続方式ではマウスにもキーボードと同じくPS/2とUSBがあり、有線無線があるのも同様です。
マウスの場合はPS/2よりUSBで使う方が高性能で最近ではパソコン本体にマウス用のPS/2端子はなくなりつつあります。
有線と無線ではキーボード以上に差が出るのがマウスです。
有線は反応速度が速いですが常に動かす物なのでケーブルの制限がキーボード以上にかかってきます。
また、有線にはデスクトップ用とノート用もあり、ケーブルの長さが違います、デスクトップパソコンでノート用の物を使うとケーブルが短くまともに使用できないので注意しましょう。
無線ではケーブルの制限は受けませんが有線に比べてやや反応速度が遅れます、また、中にバッテリーなり電池なりを内蔵するため重くなります。
次はスピーカーです。
パソコン用のスピーカーは音を鳴らすだけ程度の数百円で買える物から音楽鑑賞でも満足のいく数万円の高級品まで様々です。
音楽用の高級機は主に上級者用になり本体を音楽用にカスタマイズしなければせっかくのスピーカーの性能を発揮できません、普段の使用であれば数千円の物が良いでしょう。
また、音を鳴らす必要が無いのであれば別に用意しなくてもよく音楽も動画も使わない仕事用のパソコンであればスピーカーは場所を取るだけでかえって邪魔になる場合もあります。
スピーカーは音質を気にしなければモニタに搭載されている場合もあります、音質を重視しておらずモニタに内蔵されているならばとりあえずそれを使うのも一つの手です。
この他の周辺機器で定番なのはプリンタです。
ただし、プリンタは人によって大きく使用頻度の異なる周辺機器です、せっかく持っていても年賀状と暑中見舞いしか印刷しないという事も多々あります。
必要かどうかはパソコンを使った後で判断しても遅くないでしょう。
他には入力機器でゲームをする時に使うゲームパッド、絵を描くときに便利なペンタブレッド、マウスの代わりになるトラックボールなどがあります。
当面は必要ありませんが趣味や好みに合わせていずれ導入するのも悪くないでしょう。
周辺機器はデスクトップパソコンに最低限必要なのはモニタ、キーボード、マウス、これだけは忘れないようにしましょう。