HDDの増設、交換
メモリと同様にメジャーなカスタマイズがHDDの増設や交換です。
データの保存をよくする人ならばメリットの大きいカスタマイズと言えます。
ベイに空きがあれば複数台搭載できるため、シャドウベイの多いミニタワーやミドルタワーのパソコンならば簡単に増設できます。
反対にHDDを1台しか搭載できない本体であれば交換する必要があります。
HDDは中にWindowsのデータなども入っているため、メモリに比べて交換が面倒なパーツです。
新品のHDDには中にデータが入っていないため、交換した後にリカバリディスクなどからWindowsを新しいHDDにインストールする必要があります。
古いHDDを外す前に忘れずリカバリディスクを作成しておき、他に必要なデータはあらかじめCDやDVDに書き出しておくようにしましょう。
では、増設用のHDDについてですが、基本的には規格と容量、大きさが重要です。
規格は接続端子、UltraATAとSerialATAです、名称や速度は色々ありますが、基本的にはこの2種類です。
当然端子が違えば接続できません、一応は変換基盤などもありますが、間違えないようにしましょう。
続いて容量、これはもちろん大きければ大きいほどいいのですが、お買い得な容量というのもあります。
UltraATAの中で古い機種では137GB以上のHDDを認識できない機種もあります。
だいたい2003年以降のパソコンであれば問題ないようですが、元から搭載されているHDDが120GBなど137GB以下の場合は注意しましょう。
続いて大きさ、これは容量ではなく、物理的な大きさです。
HDDは主にデスクトップ用の3.5インチ、ノート用の2.5インチ、特殊な小型機器用の1.8インチがあります。
2.5インチのHDDは標準は9.5mmの厚みですが、12.5mmの物もあります、こういう厚みのあるHDDはノートパソコンでは入らないこともあるので注意しましょう。
規格と大きさのあった物を使えば基本的に増設、交換可能です。
HDDには速度もあり高速な物に交換するのもカスタマイズとしては有効です。
HDDの速度は回転数とプラッタ容量によって決まります。
回転数は3.5インチが7200回転、2.5インチは5400回転が標準です。
プラッタ容量というのはHDDの中に入っている円盤1枚あたりの容量です。
HDDには基本的に1台に1~5枚のプラッタが入っており、例えば500GBで2枚プラッタのHDDなら250GBのプラッタが2枚入っている事になります。
実際にはHDDの速度で劇的にパソコンの性能が上がることはありません。
しかし、最近ではフラッシュメモリを利用したSSDという機器も登場しています。
SSDはHDDに比べて格段に高速で消費電力も低いという次世代の記録装置です。
HDDに換算すると数万回転相当の速度になり、特に読み込みではその効果を体感できることでしょう。
まだ容量も少なく、値段も高いですが、性能が高いためカスタマイズでは人気になっています。
SSDは2.5インチの大きさの物が多いですが、変換トレイを使って3.5インチベイに搭載する事も可能です。
HDDを増設した際はOSごとの方法でフォーマットをすれば使用可能になります。
交換した際はリカバリーディスクやOSインストールディスクからWindowsを新しいHDDにインストールします。
これで新しいHDDが使えるようになります。
HDDはもっと簡単にUSBなどで外付けする事も可能です。
外付けUSB接続のHDDも発売されており、これを使用すれば1台しかHDDを搭載できない本体でも気軽に増設可能です。
HDDの容量が足りずに困っているならば是非一度交換や増設を検討してみましょう。